鵺 nue 『End of forwarded message』
の初CD『End of forwarded message』を聴く。
私がいた頃とはかなり印象が違く、
帯でハッカイさん(ex有頂天、本作の制作にミックスや録音や演奏などで深く関わっている)が書いているように、
まさに深海のイメージ。
深い闇。仄かに届く光。
そんな中で鳴る音。
構築に構築を重ねたようでいて、どこか漂うような感覚。
激しい部分も静寂に感じる。
プログレッシブロック、映画音楽やストラヴィンスキーや伊福部や、トラッド、などを感じさせつつ
何か独自の、凄く寒い場所に一匹で佇んでいるような、孤独な感覚。
ZEPやクリムゾンやZOAなどを感じる要素も当然あるのだがしかし
私がいた頃のようなロック的高揚感はほとんど無い。
ノるのを拒否しているかのような鳴り方。
私は、高揚、はしなかった。興奮も。
ある種、クラシックのようだ。
恐い、或いは、凍える、そんな音楽。
そして何故か繰り返し繰り返し聴いてしまっている。
何かがそこに隠れている気がして。
特に一曲目、アコースティックギターの響き、ゲストのかずみんぐ嬢のフルート、中間に入るどこかの国の舞踏曲のようなパート、ドラマティック要素、が今のとこお気に入りだ。
あとジャケットが良い。
ギターの修平が描いた水彩画だそうだ。
続きが聴きたい、そう思わせるCD。
おそらく、続きがあるはずだ。





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